2008年 12月 11日
石留めとピアノジャズ
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花の形の銀が固定されている、ちょっと出来の悪いソーセージみたいな赤茶色の物体は、ceralacca(チェーララッカ)と呼ばれる石留めをするのに欠かせない道具の1つ。
これ、封筒を封するときに使う封蝋です。
この封蝋に季節によって微量の石膏を混ぜ、硬さを調節して練るので、真っ赤じゃなくて赤茶色に。
これで金属を固定する台座の出来上がり。
最近、自宅の作業机で作業する率が高い。
雨嫌いなうえに、外が寒過ぎて外に出るのにかなりの決意が必要で、窓から何度も空を見上げては、「今日は家かな」とつぶやく日々。
こんな雨の中、メインでやる作業は石留め。
石留めに使う道具は、彫金で使うものとは全く違うもの。
石留めが出来る環境は自宅が一番整っています。
ちょっと苦手意識がある作業の1つで、彫金よりも神経を使う。
人がいるアトリエより、1人で集中できる場所という条件もいいのかも。
大好きなピアノジャズをかけながら*
これだけでやる気20%アップ↑
石留めとピアノジャズ、絶妙な組み合わせ。
最近のお気に入りの1つ、キース・ジャレットのウィスパー・ノット。
なぜか頭の中には日曜日のテーマ曲、とインプットされているのだけど…。
by naotachi
| 2008-12-11 12:09
| 制作日記