2009年 01月 19日
かんたんごはん vol.03 -番外編・チーズケーキ-
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このチーズケーキはリベンジ。
ちょっと前に友人宅にお食事に招かれ、お土産として持っていくために作ったのだけど、出来上がったあと、型から外すときにひっくり返してぐちゃぐちゃにするという悲しい失敗を…
フィレンツェのお菓子屋さんでは、知っている限り日本風のベイクドチーズケーキを売っているところがない。
「イタリアにないものが食べたかったら自分で作る」が基本。
お菓子職人にも興味があった中高時代、いろんなレシピで試すのが好きだった。
大学生、社会人になり、だいぶお菓子作りから遠ざかっていたのだけど、ここ数年、「ないものは作る」ことを覚え、お菓子作り熱復活。
パウンドケーキに始まり、カステラ、どら焼き、みたらし団子、葛餅、ミルクプリン……
カステラなんて、まさか自分で作ることになるとは思わなかったものの1つ…。
イタリア人の某お菓子職人に差し入れたら、「油分を使っていないケーキなんてすばらしい!」と思いがけず好評。
日本から戻ってきてから、どうしても食べたくなったベイクドチーズケーキ。
ここ最近はまっていて、すでに4回ほど作った。
さすがに短期間に4回も作ると、自分好みのレシピが完成。
イタリア生活、こんなところでも鍛えられるのです。
前回アップしたときに、レシピを教えてください、とのメールを何通かいただいたのでこちらで載せますので、興味のある方は続きをどうぞ。
*レシピ*
材料
直径22センチ前後の底の抜けない丸型
*台*
マリークッキー 80g
バター 50g
*フィリング*
クリームチーズ 350g
(またはクリームチーズ320g、無糖ヨーグルト30g)
無塩バター 50g
卵 4個
砂糖 60g
はちみつ 小さじ1
牛乳 30cc
生クリーム 80cc
レモン絞り汁 1個分
薄力粉 20g
<下準備>
・フィリング用のクリームチーズとバターは室温に戻しておく(硬いようなら湯煎にかける)
・型にオーブン用シートを敷く(側面より2センチぐらい高めに)
・オーブンを180度に温め始める
<台を作る>
① ビスケットをビニル袋に入れ、めん棒などで細かく砕く
② バターを電子レンジ、または湯煎で溶かす
③ 砕いたビスケットとバターを混ぜて、しっとりしたら型に敷く
④ 冷蔵庫で冷やす
<フィリングを作る>
① クリームチーズとバターを電動ミキサーでなめらかになるまで混ぜる。
@硬さを感じなくなるまで、とろとろなめらかに混ぜるのが大事@
② 卵黄をほぐして、①のボールに加える
③ さらにはちみつを加え、全体的に混ざったら、牛乳、生クリーム、レモン
汁を加え泡だて器でよく混ぜる
④ 万能こし器でこす
⑤ 別のボールで卵白を泡立てる。少し泡立ってきたところで2回に分けて
グラニュー糖を加え、持ち上げてとろりと流れるぐらい(6,7分立て)まで
泡立てる。このときに決して角が立つまで泡立てない。卵白を立てすぎ
ると表面がひび割れる
⑥ ④に薄力粉をふるいながらさっくりと混ぜる
⑦ ⑥に⑤の3分の1をゴムベラでさっくり混ぜ、残りを2回に分けて同様に
混ぜる。
<型に流して焼く>
① フィリングを型に流し、型を数回、台に落として気泡を抜く
② 天板にぬるま湯をはり、型を置く(お湯は型の3分の1から2分の1ぐらいの高さ)
@湯煎で焼いた方がしっとりと仕上がりおいしい@
③ 180度のオーブンで20~25分、表面に色がついたら150度に下げて
50分焼く
@表面がいい色になったら、アルミホイルをかぶせて焼く@
オーブンから出し、ちょっと冷めてきたところで型から外し、冷まして出来上がり**
by naotachi
| 2009-01-19 09:49
| かんたんごはん